介護職員等特定処遇改善加算について





介護職員処遇改善加算及び介護職員等特定処遇改善加算について

① 概要

 介護人材の確保のための取り組みをより一層進めるため、経験・技能のある職員に重点化を図りながら、介護職員の更なる処遇改善を進めるため、令和元年10月1日から、介護職員等特定処遇改善加算制度が始まりました。
 当施設においても、国による介護報酬に対する加算に加え、施設独自の予算により、従来の処遇改善加算に加え、介護職員等特定処遇改善手当を令和元年10月1日より支給しています。
  特に、介護福祉士で経験・技能のある職員については、勤続10年以上という基本的な考えがありますが、当施設は開設8年目の施設であるため、独自のルールを設定し取り組んでいます。

② 対象となる職員と手当の支給額

処遇改善加算について
 Ⅰ:常勤の介護職員について
  ⅰ.処遇改善手当 37,000円/月支給。 
  ⅱ.職務手当5,000円を夜勤無/7,500円、夜勤有/15,000円に増額
 Ⅱ:嘱託・パート職員について
  ⅰ.年2回(7月、12月)一時金として支給。
  ⅱ.嘱託A:10,000円/月、嘱託B:6,000円/月、パート職:3,000円/月支給。
    ※嘱託A・B、パート職の区分は、勤務時間数による。
 特定処遇改善加算について
 Ⅰ:常勤の介護職員について
  A.介護福祉士で経験・技能のある介護職員。
    支給額:月額15,000円
    ・リーダー職の介護福祉士
    ・介護職経験10年以上で、いこいの里勤続3年以上の介護福祉士
    ・いこいの里勤続5年以上の介護福祉士
  B.他の介護職員
    支給額:月額7,000円
    ・A以外の介護職員
  C.その他の職種
    支給額:月額3,000円
    ・介護職以外の職員
 Ⅱ:嘱託・パート職員について
  〇嘱託A:7,000円/月、嘱託B:5,000円/月、パート職:3,000円/月支給。

③ 職場環境等要件について
       分類      分類
資質の向上 ・働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を
取得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対する
マネジメント研修の受講支援(研修受講時の他の介護職員の負担を軽減するための代替職員を含む)
労働環境
処遇改善
・ICT活用(ケア内容の申し送り事項の共有による介護職員の事務負担軽減、個々の利用者へのサービス履歴
訪問介護員の出勤情報管理によるサービス提供責任者のシフト管理に係る事務負担軽減、利用者情報
蓄積による利用者個々の特性に応じたサービス提供等)による業務省力化
・ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気付きを踏まえた勤務環境のケアや内容の改善
その他 ・地域の児童・生徒や住民との交流による地域包括ケアの一員としてのモチベーション向上
・職員の増員による負担軽減